12月22日(金)15〜18時 ギャラリー1
「久保田晃弘:コードを記述し、実行し、保存する」
登壇者:
市川創太(建築家/doubleNegatives Architecture Ltd.)
永田康祐(美術家/東京藝術大学大学院映像研究科)
松川昌平(建築家/慶應義塾大学環境情報学部准教授)
モデレータ:松井茂
工学を背景に持つ久保田晃弘は、メディア表現の手段としての単な る「コード」ではなく、「実行」という概念を持つ、これまでにな かった特殊な言語体系として、コード自体をメディア表現の根幹と して注目しています。換言すれば、メディア・アート研究の本質と して、コードによる「実行的価値」への注目を促しています。アプ リケーションのブリコラージュとして、メディア表現の背景に退い たようにもみえる「コード」を敢えて主題とし、 コードが実行した作品の表象や挙動をいかに記録すべきか? 新しい作品概念を議論します。